こんにゃくの作り方
こんにゃくの作り方
(生芋500gの場合)
- 包丁
- まな板
- ボール(大)
3リットル以上入るもの - ボール(小)
- 泡立て(小)
- 鍋(大)
- 計量カップ
- ミキサー
- はかり
- 温度設定できるポットが
あると便利です - ゴム手袋
- こんにゃく成型用の容器
- こんにゃく芋 およそ500g
- お湯(60度) こんにゃく芋重量の4倍:2リットル
※3倍だと固めに感じたので、今回お湯4倍です【 好みです(*^^*) 】 - 凝固剤/水酸化カルシウム(食品添加物) 4g
ここでは ほたてカルシウム/貝殻焼成カルシウム を使いました。 - 水 100cc
【参考】凝固剤をとく水の量は、こんにゃく芋500gにつき100ccを目安にします。
手 順
- 洗う
- こんにゃく芋の皮をむく
- 角切りにする
- 下茹でする
- こんにゃく液を作る/すりつぶす
- こんにゃく液をねかす
- のりかき
- 凝固剤の準備
- 凝固液の投入
- 手早く混ぜる
- 型入れ
- 茹でる
- 熟成
- 保存方法
手袋をはめてから作業を開始しましょう。
手に細かい傷がある方は特に注意してくださいね。
素手での作業や生食は厳禁です!!
泥をおとし、髭のような根を除去します。
大きな芋の場合、まずは4分割します。さらに1欠片ずつスライスしていきます。
あとは包丁を使ってリンゴの皮をむくような感じで、皮むきしていきます。
ピーラーなどはゴツゴツした球体の皮をむくには不向きなので、この方法が一番楽だと思います。
大きめの角切りに切りながら、500gずつの計量をします。残りは保存袋におさめて、冷凍保存しておきましょう。いつでも こんにゃくが作れるので便利ですよ。
たっぷりのお湯を鍋に沸かします。芋を入れてから再沸騰後、15~20分くらい茹でます。茹でながらぶくぶくとアクがたくさん出てくるのですくい取ります。スーッとくしが通れば大丈夫です。ザルなどにあげて湯切りする際、サッとすすいで茶色いアクを洗い流しておきましょう。汚れが多く残っているとこんにゃくの色に影響してしまいます。
水からでもお湯からでも大丈夫ですが、しっかりと茹でましょう。
おろし金でたくさんの芋をするのは大変なので、ミキサーを使います。500gの芋と2リットルのお湯を、3回に分けてかくはんしていきます。
だいたいでよいので、1対4の比率を守ってミキサーにかけましょう。
すべて大きいボールへ移していきます。
かくはん後に、40分ほど放置します。
ここで、大きな鍋にお湯をたっぷり沸かしておく
あとで成形した こんにゃくを茹でるのに使います
力強く練っていくと10分ほどで糸をひくような感じになります。さらに照りが出てくれば完了です。
よく練ると弾力のある こんにゃく、練りが少なめだと歯切れの良い こんにゃく が出来るそうです。
結構、力使います(>_<)
計量カップに、水酸化カルシウム4g と水100ccを入れて、よく混ぜます。
ダマが残らないようにしっかりと水に溶かして液状にします。ダマが残ったまま投入してしまうとこんにゃくの中に白い塊のまま残ってしまいます。
のりかき作業がおわった直後に凝固液を作るようにしましょう。
【注意】あまり早く作ってしまうとすぐに水と分離してしまうので、塊が出来やすくなってしまいます。
⑦の水酸化カルシウム液を、⑥の「のりかき後」へ一気に投入します。
すぐに練っていきます。
凝固液を全体になじませていくと、一度こんにゃくがバラバラになっていきます。次第にまとまるように手早く混ぜていきます。作業時間は、だいたい1~2分です。
【注意】ここでは、練り過ぎてしまうとこんにゃくがどんどん固まってくるので、型に入れるのが難しくなってしまいます。多少遊びのある緩さがあると形成しやすいです。
バットやタッパなどに こんにゃくを入れて形を作ったり、ラップの上にのせて軽く手で成形する場合は、20分ほどねかせるとしっかりと成形出来ます。
ねかさずにすぐ柔らかいままディッシャーなどを使ってお湯へ投入しても大丈夫です。お好きな形にして茹でてください。
あくがしっかり抜けるまで、およそ60分ほど茹でます。
茹で汁(アルカリ水)につけたまましばらく放置します。大きな鍋ごと冷ますので、私は一晩放置しています。
熟成し、弾力が出て美味しくなります。
こんにゃくと茹で汁を保存容器へ入れて冷蔵します。水道水より少し長持ちします。
日持ちする期間は約1週間~10日間ですが、早めに食べ切ってください。