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こんにゃく芋栽培(2021年)

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4月22日~4月23日

苦土石灰と腐葉土をまいて、トラクターでかき混ぜました。ここから2週間ねかせます。

5月4日

牛糞と化成肥料をまいて、トラクターでかき混ぜました。ここから2週間弱ねかせます。

5月16日~5月17日

①手で高めの畝を作りました。
②大麦を畝間に巻きました。(草マルチ用)

5月17日

1つの重さが平均値200gほどの種芋(2年生)を定植していきました。

畝を高くした理由は?

水はけが良くなる

土寄せがしやすい

目線が上がるだけで、害虫を発見しやすい

収穫時は、畝を崩すだけで掘り出しやすい

6月1日

無事に発芽するとホッとします。

6月9日

葉が開くのを虫たちも待っています。

ここから芋虫駆除を意識した栽培管理が始まります。

6月13日

独特な模様のこんにゃく芋。

しっかりと開葉したら、定期的な追肥や消毒を行なっていきます。

6月15日

草マルチ用の大麦がたくさん伸びてきました。藁のかわりに代用してみます。

今年は、毎日とても暑いです。土が乾燥しすぎて亀裂が入るほどです。この乾燥を大麦で防げます。乾燥した大麦の下は、土の温度が一定に保たれます。余分な水分は、流れ落ちます。

草マルチ

猛暑時は役に立っていたのですが、8月に入るとゲリラ豪雨が多発。多湿状態になりカビが発生し始めた為、緊急撤去しました。

状況にあわせて植物のSOSを迅速に察知出来ないと、秋まで持たずに全滅してしまうので注意が必要です。

黄化

8月下旬頃から黄化の兆候が出始めました。徐々に全体が黄色く変化し、畑は段々とフラットになっていきます。

日の出・日の入りが変化していき、気温も和らいでいき、涼しくなる頃に収穫を迎えます。

掘り取り①

よく晴れた土の乾いている日に実施します。土が湿っていると重たくなる為、掘り起こす力が余分に必要になります。

芋や生子を傷付けないように、定植部分に対して駒状にスコップを優しく差し込んで掘り起こします。

掘り取り②

一輪車に載せる時、種芋から出ている生子を手で折りながら回収してもよいです。中途半端な部位から折れてしまわないように、先に切断する方が作業効率が上がります。

出荷前の処理

製粉してもらうために、①泥 ②根 ③生子 ④芽 をある程度取り除く必要があります。

この作業、なかなか時間がかかります。収穫量が多ければ、選別にもかなり時間がかかります。

自然乾燥

種芋や生子を天日干しします。その後1週間以上、しっかりと乾かします。

計量

選別を済ませ、計量を行ないます。

最優秀賞!

一番大きなサイズは、3kgを超えていました。およそ16倍に成長!

こんにゃく芋の花

開花後、3日ほどで折れ曲がって腐食していきました。匂いは、臭いです。例えると、少々酸味を感じる生ごみのような薬品っぽい悪臭です。たくさんハエがたかっていました。

この花の芋は、潰れた感じにしぼんでいました。栄養を花に取られていました。ほかの種芋と比べて、生子は2本のみと少なかったです。

イモ科の植物につく蛾の芋虫
芋虫

葉や茎に擬態化してくっついていました。芋虫のいる株は糞だらけな為、大物は探しやすいです。害虫にとって若芽は柔らかいご馳走なので、新芽の頃は特に注意が必要です。

基本的には葉が黄化して枯れるまで、毎日芋虫を探し続けていました。殺虫剤をつかっていないので。

白絹病

根元から腐って倒れてしまいました。白いカビが発生していました。

ゲリラ豪雨・猛暑・台風 など、雨風多湿状態時は迅速な処置が必要になってきます。